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「どうなってんの?」って話

かれこれ4か月前に

業者様からのご依頼でお預かりしたボルボV60

 

症状:エンジン始動不良

弊社診断結果

*インジェクター燃圧異常[低い]

*レール燃圧異常[高い]

*高圧ポンプよりインジェクターまで圧不足

*3番インジェクター部分のシリンダヘッドカバーに穴があいています

※ヘッドカバー損傷の為、エンジン内部及びインジェクター等にも不具合がある可能性があります。

 

上記診断結果を業者様に提示しエンジンの載せ替えをしないと修理できない。

とお伝えし今回は一旦お返しとなり作業終了となりました。

 

しかしながら

本日また同じ車が入庫。。

なぜ?

今度の症状はガソリンの臭いがするという症状。

ん?

以前エンジン載せ替えを提案したが誤診なのか?

業者様に確認しましたところ

 

「実は前回点検してもらった後にディーラーに診てもらったらインジェクターを交換したら直ると言われ交換した」

という

私「直りましたか?」

業者「直りませんでした。そのあとにバッテリーを連絡もないうちに交換されていてビックリしました」

私「バッテリーで直りました?

業者「結局のところエンジンを載せ替えないとダメと言われ載せ替えしてもらったんです。そのあとにお客様からガソリン臭いと言われたので伺った次第です」

私「わかりました。点検いたします。」

 

と点検した結果、

明らかなディーラーの作業ミスでしたので業者様に再度連絡。

「高圧ポンプから燃料漏れをおこしています。エンジンをかけるとポタポタと下に垂れている状態ですのでエンジン載せ替えをしたディーラーに見てもらった方が良いかと思います」

業者「わかりました」

数日後

業者「修理お願いできますか?」

私「え?」

業者「ディーラーに伝えると忙しいから入庫は2週間後以降になりますと言われたて、、何とかなりませんか?」

私「入庫できますよ、しかしながら車両火災にも繋がる案件なのにディーラーさんは相当な自信があるのですね。怖いなぁ。」

業者「そうですよね。そのように伝えもう一度連絡してみます」

数日後

業者「車両火災の件を伝えると入庫可能と言われました。ありがとうございました」

 

といった経緯でした。

笑っちゃいますよね。

ちなみに2度目入庫の診断結果内容

・高圧ポンプより燃料漏れ 大

・オルタネータ―内部 燃料侵入

・A/Cコンプレッサープーリー部 燃料侵入

・タイミングベルトカバー ゆがみ

・ファンベルト燃料付着

と高圧ポンプから漏れている事により他部品も損傷しているのですがディーラーさんはどこまで診断するのか、

はたまた請求ばかりしてくるのか(笑)

って話でした。

皆さんもディーラーだからってどこに安心感があるのかわからないものを信用しないでくださいね(>_<)

整備するのは人ですから(^^♪

 

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